// Go ではパターンに基づくレイアウトを利用して時刻をフォーマットできる。
package main
import (
"fmt"
"time"
)
func main() {
p := fmt.Println
// まずは RFC3339 に対応するレイアウトを使って時刻をフォーマットする方法を紹介する。
t := time.Now()
p(t.Format(time.RFC3339))
// 時刻をパースするときも `Format` と同じレイアウトを使う。
t1, e := time.Parse(
time.RFC3339,
"2012-11-01T22:08:41+00:00")
p(t1)
// `Format`、`Parse` では例示に基づいてレイアウトを決める。
// ふつうは `time` モジュールに定義されている定数をレイアウトの例として使うが、独自のレイアウトを使ってもよい。
// レイアウトでは特定の時刻 `Mon Jan 2 15:04:05 MST 2006` を表している必要があり、プログラムはこれに従って時刻をフォーマットしたり、文字列をパースしたりする。
// 時刻の例はちょうど以下のようなものだ。例えば、以下の例では、年は2006に、時間は15に、曜日は月曜になっている。
p(t.Format("3:04PM"))
p(t.Format("Mon Jan _2 15:04:05 2006"))
p(t.Format("2006-01-02T15:04:05.999999-07:00"))
form := "3 04 PM"
t2, e := time.Parse(form, "8 41 PM")
p(t2)
// フォーマットしたいのが数値なら、時刻値の部分を抜き出し、文字列のフォーマット機能を使ってもよい。
fmt.Printf("%d-%02d-%02dT%02d:%02d:%02d-00:00\n",
t.Year(), t.Month(), t.Day(),
t.Hour(), t.Minute(), t.Second())
// `Parse` は入力が不正だと、パース時に起きた問題を説明するエラーを返す。
ansic := "Mon Jan _2 15:04:05 2006"
_, e = time.Parse(ansic, "8:41PM")
p(e)
}
$ go run time-formatting-parsing.go
2014-04-15T18:00:15-07:00
2012-11-01 22:08:41 +0000 +0000
6:00PM
Tue Apr 15 18:00:15 2014
2014-04-15T18:00:15.161182-07:00
0000-01-01 20:41:00 +0000 UTC
2014-04-15T18:00:15-00:00
parsing time "8:41PM" as "Mon Jan _2 15:04:05 2006": ...